道場長の柔術コラム Vol.20
「柔術がくれる ― 挑戦する心」
40代、50代になると、日常の中で「挑戦する機会」が少なくなっていくと感じる方が多いのではないでしょうか。
仕事や家庭では安定が大切で、無理な冒険を避けるのが普通です。
しかし、その一方で「まだ何かに挑戦したい」という気持ちが心の奥に残っている人も少なくありません。
柔術は、そんな想いを取り戻すきっかけになります。
最初は「できないことだらけ」です。
テクニックを覚えても思うように動けず、簡単にスイープされ、タップしてしまう。
でも、その繰り返しの中で「次はこうしてみよう」と工夫する気持ちが芽生えます。
小さな改善を重ね、できなかった動きができるようになったときの喜びは、まさに挑戦を乗り越えた証です。
この「挑戦のサイクル」は、年齢に関係なく続けられます。
むしろ大人になってから始める方が、仕事や人生の経験を活かして工夫できる分、上達の喜びを深く味わえるのです。
柔術の試合に出ることもひとつの挑戦ですし、練習を続けること自体も挑戦です。
その積み重ねが、自信となり、日常の新しい活力となります。
人生100年時代、40代・50代からの挑戦は決して遅くありません。
柔術は「挑戦する心」を取り戻し、未来をもっと楽しむための最高のツールです。
もし「もう一度、自分の可能性に挑戦してみたい」と思ったら、ぜひ柔術の扉を叩いてみてください。
カルペディエム新潟で、その一歩を一緒に踏み出しましょう。