道場長の柔術コラム Vol.11
「40代からの柔術 ― 健康寿命を延ばす新しい選択」
40代に入ると、仕事や家庭では責任が増え、体力や健康にも少しずつ変化を感じ始める方が多いのではないでしょうか。
「昔のように動けない」「疲れが取れにくい」――そんな声をよく耳にします。
しかし、ここからの人生をより健康的に、より楽しく過ごすための新しい選択肢として、私は柔術を強くおすすめします。
柔術は、年齢や体格に関わらず始められる武道です。
相手を力でねじ伏せるのではなく、体の構造やてこの原理を活かすため、無理なく動けます。練習を続けることで、姿勢が整い、体幹が鍛えられ、普段の生活でも疲れにくい体へと変わっていきます。
さらに、柔術は全身運動でありながら、実は「楽しさの中で鍛えられる」のが魅力です。
ランニングやジム通いは続けにくいという方でも、仲間と組んで練習すれば自然と汗をかき、時間を忘れて動いてしまう。これが「柔術が長続きする理由」です。
そして何より、40代から柔術を始めることで得られるのは「健康寿命の延伸」です。
筋力や柔軟性を維持することは、将来の生活の質を大きく左右します。
今から身体を動かし、習慣として柔術を取り入れることは、10年後・20年後の自分への最高の投資になるのです。
カルペディエム新潟には、同じように40代で柔術を始めた仲間もいます。
「運動不足を解消したい」
「体型を戻したい」
「新しい挑戦をしてみたい」
その理由は人それぞれですが、共通しているのは、柔術が日常を前向きにしてくれるという実感です。
40代からでも遅くありません。
むしろ、これからの人生をより楽しむために、柔術を始めるのに最適な時期だと私は思います。