道場長の柔術コラム Vol.16
「柔術と健康 ― 長く続けるために大切なこと」
柔術は、年齢を重ねても続けられる武道です。
実際に40代・50代で始めて、10年先も元気に練習している人がたくさんいます。
ただ、そのためには「長く続ける工夫」が大切になります。
まず一番大切なのは、ケガをしないこと。
無理をして頑張りすぎるよりも、自分の体調や体力に合わせて練習することが継続の秘訣です。カルペディエム新潟では、ウォームアップやストレッチを大切にしながら、段階的に強度を上げるように指導しています。
次に重要なのが、リカバリー(回復)です。
練習後の入念なストレッチ、十分な睡眠、そして栄養バランスの良い食事。
これらが揃うことで体は元気を取り戻し、次の練習を楽しめるようになります。
「練習より休むことが難しい」と言う方もいますが、休養こそが長く続けるための最大のトレーニングです。
そしてもう一つは、楽しみながら続けること。
「強くならなければいけない」と思うと、練習がプレッシャーになってしまいます。
でも柔術は、勝敗以上に「健康」「仲間」「挑戦する気持ち」が得られる武道です。自分に合ったペースで楽しむことが、結局いちばんの上達につながります。
柔術を長く続けることは、健康寿命を延ばすことに直結します。
体も心も前向きに保ちながら、人生をより豊かにしてくれる。
それが、40代・50代から始める柔術の大きな魅力です。
「続けられるかな…」と迷っている方こそ、まずは一度体験してみてください。
カルペディエム新潟の仲間と一緒に、無理なく、楽しく、長く続けていきましょう。