道場長の柔術コラム Vol.14
「柔術コミュニティの敷居は、思っているよりずっと低い」
「柔術の道場って、強い人や若い人ばかりじゃないの?」
「運動経験がないと浮いてしまうんじゃ…」
そんな声をよく聞きます。特に40代・50代の方は、最初の一歩を踏み出すときに“敷居の高さ”を感じてしまうことが多いようです。
でも、実際に道場に来てみると、イメージは大きく変わります。
カルペディエム新潟には、学生や社会人、40代・50代、さらには親子で一緒に練習している方もいます。道着を着てマットに立てば、みんなが同じスタートライン。職業や年齢は関係なく、「柔術を楽しみたい」という気持ちだけでつながれるのです。
そして、柔術は「助け合う文化」が根付いています。
技を教え合い、分からないところは自然にフォローし合う。試合で勝ったときは一緒に喜び、負けたときは「次はこうしよう」と励まし合う。そんなコミュニティだからこそ、初めての人もすぐに打ち解けることができます。
特に40代・50代の方にとって大きいのは、同世代の仲間が増えることです。
同じように健康を意識していたり、新しい趣味を探していたりする人が集まるので、練習だけでなく日常の話でも自然に盛り上がります。
つまり、柔術は「特別な人だけの世界」ではなく、誰でも参加できるコミュニティ。
扉を開けてみれば、思っているよりずっと敷居が低く、温かい仲間が迎えてくれる場所です。